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自分を操る超集中力(メンタリストDaiGo著)と研究のモチベーションについて

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メンタリストDaiGoが書いた集中力に関する本を読みました。
非常にためになることがたくさん書いてあり、読み終えたときにそれらをまとめてメモするだけでも一苦労でした。
学生、受験生、子供を育てる親、ビジネスマン、すべての方におすすめです。

この著者は脳科学や心理学の研究者ではなく、それらを学んで実践し、応用している人です。我々のような一般人にとっては、研究者や専門家よりも、このような実践的な人のような説明のほうが頭に入ってきやすいと思います。
とくに、様々な脳科学や心理学についての事実を、ウィルパワーというキーワードにほとんどすべて関連付けて説明しているので、一つの大きなイメージからいろいろな事実を理解することができます。
このような、分野を横断して一つにまとめるような説明は、専門家には難しいのではないでしょうか。

研究のモチベーションについて

物理学者は、学生に講義をすることと大学の雑用を除けばほとんど自由です。その自由の時間に研究を行います。
しかし、自由ということは全く強制力がないので、サボってしまっても誰からも避難されません。自分でやる気をコントロールしなければ全く研究が進まないのです。
この本に書いてあることを実践すれば、私ももう少したくさん論文がかけるかもしれません。頑張ってみます。

ところで、強制力がないのなら、研究者たちは何をモチベーションにして研究をしているのでしょうか?
教授になるためには成果が必要なので研究を頑張っている人はもちろんいます。では教授になったらどうでしょうか?そこで目標が達成されたので研究をやめてしまうのでしょうか?
しかしそのような人はほとんどいません。

研究者というのは、探求心や知的好奇心が旺盛で、誰からも言われなくても勝手に研究をしてしまうものなのです。興味があれば分野も変えてしまうこともあります。
また、学生を指導しているうちに、学生を育てることにやりがいを見出す人もいます。そして、学生を育てるには一緒にいい研究をしなければならないので、結局のところ研究が進みます。

ノーベル賞受賞とまではいきませんが、すばらしい成果を残して名を残したいというモチベーションもあるでしょう。ウィキペディアに名前が載ることもけっこう嬉しいと思います。教科書を書くことも似たようなモチベーションでしょうし、単に論文を書くこともそうです。論文には自分の名前が載り、何十年も残って読まれ続けるからです。

物理的事実を自分が一番初めに発見し、それをたくさんの人に知らせたいという欲求もあります。自分の(すばらしい)仮説や考えを広めたいというのもあります。
私がこのブログを書いているモチベーションもこの部類に入るのでしょうね。

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