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採用基準 地頭より論理的思考力より大切なもの(伊賀泰代著)と物理学者に求められている能力について

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この本の著者はマッキンゼーという有名なコンサルティングファームでコンサルタントを経験し、そこから同採用担当者に転身したという経歴の持ち主です。
マッキンゼーのコンサルタントは、あらゆる種類の企業から経営の問題点などの相談を受けて、その問題を解決する手助けをするような方たちです。そのような優秀な方たちを新規に採用する基準はどのようなものかということを解説しています。

コンサルタントの採用基準というテーマになっていますが、基本的にはいまの日本に足りない人材について熱く語られています。特に、地頭のいい人やグローバルな人材が求められている、という誤解を解こうとしています。
本当に必要な人材がどのようなものかについては、本を読んで理解してください。

これはいわゆる意識高い系の世界の話です。しかし、この本で書かれているような人材がおらず、年功序列や階級主義が蔓延してしまっている日本では、いつか多くの企業が衰退してしまうかもしれません。
就活生や、若い社会人に読んでもらいたい本です。

物理学者に求められている能力について

コンサルタントとして求められている能力は、学術的な分野で求められている能力と似ているようです。実際、博士号を取得したあとにコンサルタントになるかたが多数いるようです。私の周りにもその進路を選択した方がいました。
逆に考えれば、物理学者として大成するために必要なことがこの本に書かれていることになります。確かに優秀な教授を見ていると、いくつか当てはまることがあります。
意外な本から研究者として必要な能力に気づくことができたのは、大きな収穫でした。

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