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「20歳の自分に受けさせたい文章講義」(古賀史健著)と読んで理解して実践することについて

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たくさんのベストセラー本を書いているライターが書いた、文章の書き方に関する指南書を読みました。たとえば「嫌われる勇気」というタイトルの本を電車の広告で見た人も少なくないと思いますが、その著者が書いています。

この本は非常に読みやすく、書かれていることがすらすらと頭に入ってきます。だからこそ文章の書き方の解説書として説得力があります。
いろいろとエッセンスが説明されていますが、私は簡単に説得されてしまいました。

私はどんな文章でも一回読んだだけではまったく記憶には残らないので、重要な部分にはいつも線やマーカーを引きながら本を読んでいます。こうすればあとから重要な部分に戻って復習しやすいです。
しかしこの本では、各章の最期に重要な事柄が一ページにまとめられています。おかげで自分でマーカーを引いておいてあとで見返さなくても、ひと目で復習ができるようになっているので、とても助かりました。

このようにまとめが充実している本では、そのまとめの部分だけを読んで、本文は読まずに済ませてしまう人がいます。しかしそのような人は、そこに書かれている標語を本当に理解して実践できるのでしょうか?
私はまず無理だと思います。仮に正しく実行することができたとしても、すぐに飽きるか忘れてしまうことが多いでしょう。
この本のようなノウハウ本は、そのまとめにたどり着くまでの理由や根拠を理解しておかないと、それをうまく実践して継続することは非常に難しいです。
このことに関連して、この本から一つ引用します。

読者にゴール地点を見せるのが目的ではなく、「ゴールまでの道のり」を示すことが文章の役割なのだ。

単にノウハウの羅列をするだけだったら数ページで事足ります。しかし、それに本当の意味で納得して実践するためには、その根拠や理由を理解しなければなりません。
私がこの本のエッセンスをここに書くことは簡単ですが、この本を読んでない人がそれを見てもほとんど役に立たないのです。
きちんとこの本を読んで、書かれていることを咀嚼し、その根拠に納得していなと意味がありません。

この本はとても読みやすい文章で書かれていてスラスラ読めるので、一読することをおすすめします。

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